ミュージカル「レ・ミゼラブル」に感激！

昨日、行ってきました。
帝国劇場で、ミュージカル「レ・ミゼラブル」、プレビュー公演の初日。

なぜこの回を選んだかというと、映画を観て感激し、なるべく早くミュージカル版を観たかったというのが一番だけど、ESCOLTA時代から好きだった山崎育三郎くんがマリウス役で出ている日でもあるし、プレビュー公演は本公演よりお安くなっていてＳ席１１０００円はお得！と思ったのもある。


ずっと昔からあるミュージカル「レ・ミゼラブル」ですが、私は観るのは初めて。
開演前、オーケストラピットの中から準備で音を出しているバラバラの演奏の中に、好きな曲のフレーズが聞こえるだけでわくわくドキドキ。

この回の主な配役
【バルジャン】キム・ジュンヒョン
【ジャベール】川口竜也
【エポニーヌ】笹本玲奈
【ファンテーヌ】知念里奈
【コゼット】若井久美子
【マリウス】山崎育三郎
【テナルディエ】駒田一
【テナルディエの妻】森公美子
【アンジョルラス】上原理生
【ガブローシュ】加藤清史郎

主役のジャン・バルジャンを演じるキム・ジュンヒョンさんは、存じ上げなかったんだけど、たくましさの中に優しさのある声が魅力的。まさにバルジャン！
知念里奈さんはバラエティーに出ていたころとずいぶん変わったね。アン・ハサウェイにそっくりですごくいい感じ。
ジャベールは映画とだいぶ印象が違うけど、オリジナルはこっちに近いんだろうな。
加藤清史郎くんのガブローシュは可愛い！ちっちゃい。
テナルディエ役の駒田一さんは初めて知ったが、味のあるいい声。
森公美子さんのマダム・テナルディエは予想通りの迫力と存在感！
アンジョルラスはカッコいい。
マリウスは頼りなげなところがよく出ていた。
エポニーヌ、コゼットも良かった。

前半は展開が速く映画を先に観ておいて良かったなと思いました。ある意味映画のダイジェスト版のような感じで予備知識がないとわかりにくいかも。

「囚人の歌」「夢やぶれて」「一日の終わりに」「民衆の歌」 、やっぱり生は迫力が違うね。
「ア・ベ・セー・カフェ」では、歌の合間に学生たちの掛け声？合いの手？が入るのが楽しい。あれはアドリブなのかなあ。
「ワン・デイ・モア」は圧巻。
「彼を帰して」あたりから涙が止まらなくなる。
後半はもう涙、涙でした。

そして、後半は装置と演出の見せ所。おお！そう来るとは！って感じですよ。サプラ～イズ！
戦闘シーンなども映画より臨場感あって、引き込まれました。
最後はスタンディングオベーション。
終演のアナウンスがあっても拍手が止まらず、もう一度出演者たちが出てきたりしてました。

プレビュー公演ゆえに、パンフレットはないということで、スコア（楽譜集）を購入。
頭の中にはずっと「オン・マイ・オウン」がリフレイン。
気分はエポニーヌ。

そして、夢の中でバルジャンかマリウスかアンジョルラスに会えたらなーと思いながら寝ましたが、なぜか「ラブリィ・レイディ」が大勢出てきて大騒ぎ！って夢を見てしまいました。
なぜじゃ～～～！